幼児期の学びや幼児教育の大きな目的は、将来を見据えたこれからの土台作りにあると思います。
もちろん、いまできることをたくさん増やしていくのもいいですし、お勉強を楽しく取り組んでたくさんの知識や技能を習得していくこともいいでしょう。ただ、やはり今の地点だけを見るのではなく、これから子供の将来を考えた取り組みをしていくことが大前提ではないでしょうか。
例えば、幼児教育でイメージするのはどういったことでしょうか?。「ひらがな」「カタカナ」の読み書き、数字の理解や簡単な数の合成分解など学習面を思い浮かべると思いますが、そればかりに意識が向かってしまうよりも、学ぶ楽しさを実感したり机に向かうことを楽しいと思えるような気持ちを育てていくことが大切なのです。
「勉強が楽しい!」「学ぶことは面白い!」という気持ちを育てていけるスタンスで幼児教育に取り組んでいきましょう。
学ぶことの楽しさや面白さを培っていこう!
「勉強が楽しい!」「学ぶことは面白い!」と思う気持ちが、自主学習や自発的な学びにつながっていきます。
幼児期だからこそそういった自ら学ぶ姿勢をつくりやすいですし、これから先の成長のための土台をつくっていく幼児教育をしていきたいですね。
「遊び=学び」が大切な事
幼児期は「勉強をしよう!」といっても逆効果になってしまうこともありますし、強制されたりすることで勉強に対してネガティブなイメージを持ってしまうことになります。
「勉強を知ることは楽しいこと」という実感は楽しい取り組みをしてこと体感することができるものでもあるのです。
幼児期は遊びのなかから様々なことを学び学習していきます。知育面だけでなく社会性や身体面の成長なども遊びのなかから自然に伸びていく力です。楽しいから夢中になる、面白いからもっとやりたい、そういった気持ちを大切にしていきたいですね。
大切な事は遊びと学びを切り離さないことです。
もちろん集中してお勉強をする時間が合ってもいいでしょう。遊び感覚で新しいことにチャレンジしたり、体験をしたりしていくことで楽しみながらお勉強ができるようにしていきたいですね。
知的好奇心を大切にしていこう
幼児期は自分が興味があること関心のあることに対しては自ら進んで取り組みますし、「もっと知りたい!」「どうしてだろう?」という知的好奇心の源となります。
子供の興味の幅を広げていくためにいろいろな体験をしてみたり、子供が好きなことを題材やテーマにした学びをしてみたり、知的好奇心を刺激していく遊びや学びに取り組んでみよう。
なかなか子供の関心があることが見つからない時は、例えば親子で一緒に工作をしたり積み木やブロックで遊んだり、親子で一緒に楽しんでみるといいと思います。自分で作ったものには愛着もわくと思いますし、親子での体験や経験は子供にとって大きな財産となりますので、色々なことへの興味や関心を広げていく手助けになるでしょう!
自分のペースで無理なく進めていく
幼児教育は詰込みや押しつけでは嫌になってしまいます。たくさんワークをやったからといって必ずしもそれが力になるとは限りません
何よりも無理をしないで毎日少しずつやっていくことが基本です。1日1ページでもいい子の、やる気を持って取り組めたり楽しいと思える分量で取り組んでいくことで飽きずに続けていくことができます。
こういった習慣づけは将来学習習慣の土台となりますし、無理に詰め込んだり不相応な分量で勉強をすることはしないようにしていきましょう。
自分の空間をつくってみよう
自分だけの空間をつくってみるとスムーズにお勉強をすることができるようになると思います。
幼児向けに身にデスクも販売されていますし、手作りでお勉強をする環境をつくってもいいと思います。そうすると自然に机に向かうのが楽しくなったり、集中して取り組むことができるようになってくると思います。
自分だけの空間だからこそある意味自由にすることができますし、迷路や間違い探し、塗り絵、ワーク学習だって没頭して集中する環境をつくっていくことができます。
目の前の成果だけに捉われないように!
子供ができるようになったり成長を感じると嬉しいものです。幼児教育をやっていると日々成長を実感することもあるでしょう。
もちろんそういった部分をほめて伸ばしたり、頑張ったことへの賛辞を贈ることは大切な事ですが、できなかったことや間違えてしまったことなどで一喜一憂しないようにしていきたいですね。
目の前の成果だけにとらわれすぎると、どうしても間違いやできない部分を責めてしまったりこだわったりしてしまいがちです。目の前の成果だけでなく子供の将来を見据えた声掛けや対応を心がけていくことで、子供が勉強好きになるようにしていきましょう!