2019年度はじめてみたい幼児向け通信教育を厳選して紹介したいと思います。
全体的な教育の流れとして、知識・技能の習得だけでなく学びに向かう姿勢や思考力・表現力などの力の育成が求められているので、幼児期でもそうした流れを汲んで幼児期だからこそできる学び、幼児期に培っていきたいものなどに取り組んでいくことができるようになっています。
といっても、幼児期はまずは学ぶことを楽しんだり遊びの中で成長をしていくものですので、あまり頭でっかちに考えるのではなくワクワクする好奇心を引き出して伸ばすことができるような学びをしていきましょう。
「ウチはひらがなが全部書けるようになった」「たし算・ひき算ができた」など、周りの子供はどんどん成長しているのにうちの子は・・・と考えるのではなく、一人ひとりのよさや可能性を把握して今だけでなく将来を見据えた幼児教育が望ましいと思います。
2019年度学んでいきたい通信教育
2019年度の幼児通信教育教材のなかから、学んでいきたいおすすめの通信教育を3教材紹介したいと思います。
特に注目したポイントは、これから将来を見据えて幼児期ならではの取り組みができるかというところ。
通信教育をはじめるということは何らかの理由があるからだと思います。「子供の将来を考えて」「学ぶことに対する前向きな姿勢をつくりたい」「子供がやりたいといったから」など理由は様々かもしれませんが、せっかく受講をするのですからやはり子供の将来につながるような充実した取り組みをしていきたいと願うものです。
子供の可能性を育ててワクワクする楽しい学びを家庭からはじめてみましょう。
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Z会幼児コース
ワーク教材×体験型教材で「あと伸び力」を育成!
まずおすすめしたいのは「Z会幼児コース」です。学びの質にこだわり「自ら学びに向かう力」の土台をつくることを大きな目的にしていて、将来を見据えて幼児期に何をすればいいのかを明確にした取り組みを進めていくことができます。
ワーク教材×体験型教材の2つの柱で、実際に体験・経験することを大切にしながら幼児期に培っていきたい力を楽しく伸ばしていくことができます。受講者の満足度が高い教材で、幼児期の学びの質にこだわって制作され、自ら考え学んで答えを出す経験を積み重ねて「あと伸び力」をしっかりと育てていくことができます。
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スマイルゼミ
タブレット端末を活用したワクワクする学び
2018年12月より新しく開講した「スマイルゼミ幼児コース」。年中さんと年長さんを対象にした小学校の学びの土台を育成していく教材で、タブレット端末だけで勉強を進めていくタイプの通信教育。
10の分野をバランスよく育てていくことができ、デジタルの幅広い学習アプローチで楽しく「できた!」「わかった!」の経験を積んで、「やればできる」経験をすることで学ぶこと自体の楽しさを体感。アニメーションによる動きのある学び、動画や音声などを活用した幅広いアプローチ、実際に触って動かすことで体感的な理解、専用ペンを活用した記述学習にも完全対応したタブレット型通信教育です。
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ポピっこ
大幅リニューアルで小学校を意識した取り組み
年中さん向けの「あかどり」、年長さん向けの「あおどり」のコースにおいて2019年度講座から内容が大幅リニューアル。より小学校入学につながる力を育てていくための学びができるようになりました。
基本的な教育方針は変わらず、家庭での楽しい学びと「あたま」の領域だけでなく「こころ」「からだ」も含めたバランスのよい成長を促していくことができます。何よりも家庭での環境や子育てについても真剣に考えている教材で、これから伸びていくための根っこの部分を大切に育てていくことを大きな目的にしています。
幼児期だからできる楽しい学びをしていこう
幼児期だからこそできる楽しい取り組みや、将来を見据えて幼児期に身につけていきたい力などを考えた幼児教育をしていきましょう。
ただ、あまり片意地を張ったり考えすぎてしまうと単なる押し付けの学びになってしまいますので、本来の目的と違う学びになってしまいます。
幼児期は家庭や周りの環境でも大きく左右されますし、幼児教育をしていないからといって成長しないわけではありません。
肝心なのは子供の成長をそっと後押ししてくれるような通信教育や教材だと思います。進んで学ぶ姿勢や知的好奇心を伸ばすために通信教育を活用してもいいですし、子育てのひとつのアプローチとして活用していくことだってできます。
子供と一緒に楽しく学べる環境をつくり、通信教育をそのなかで上手に活用してこそ本来の目的に近づくと思うので、教材選びも大事ですが学ぶ環境や接し方なども含めて楽しい学びができるようにしていきたいですね。