年長さんは次年度小学校へと進学をして、いよいよ義務教育がスタートすることになります。
小学生になると今までとはガラリと変わった生活リズムになりますし、学校や勉強が生活の大きな柱になります。
「入学準備」と聞くと、何から手を付けていけばいいのか分からなかったり、どういった準備をしていけばいいのかあやふやになってしまいがちです。
そこで、小学校入学までに身につけておきたいことや準備しておきたいことなどを考えてみました。
自信と意欲をもって小学生生活を踏み出せるように、親子で一緒に入学に向けた準備をしていきましょう。
これだけは準備をしたいこと!
小学校の入学準備。
必要なものや準備しておきたいことなどをポイントごとに整理して考えていきたいですね。
準備リストをつくろう
小学校入学までに準備をしておく物や用具がたくさんあります。
入学説明会や小学校側から用意しておくもののチェックリストが配られると思いますし、ネット上にも準備リストを調べられますので、まずはそれぞれが準備しておくべきものを確認してリストにしていきましょう。
前もって準備をしておきたいものや直前でも購入できるもの、小学校によっては学校指定のものなどもあると思いますので、「何を」「いつ」「どこで」購入するのかをリストにしておくととてもスムーズです。
例えばランドセルや学習机はなるべく早めに購入する人が多いと思いますし、文房具などについては子供と一緒に選んでいきたいですね。通学で必要になる靴や傘などの雨具、手さげバッグ、水筒やハンカチなど、ついつい準備を忘れてしまいがちなものもありますので、リストはとても大切です。
また、リストを作成することで購入費用はどのくらいかかるのかも確認をすることができます。
基本的な生活習慣・生活リズム
早寝早起き、歯みがきや着替えなどなど、基本的な生活習慣を身につけておきましょう。
一人でできることは一人でちゃんとできるように、自主性を育みながら生活面の成長をしておきたいですね。
小学校入学後は環境の大きな変化に疲れも出やすくなりますし体調を崩しやすくなります。生活リズムが崩れているとなかなか小学校生活に順応ができなくなってしまいますので、特に早寝早起きの習慣は身につけておきたい。
また、時計の読みや時間を観て行動をする習慣を身につけておくととてもスムーズです。小学校では授業や休み時間、給食の時間や登下校時間など、様々な場面で時計を見て行動することが求められますので、「朝は6時に起きようね」「30分までにはご飯を食べ終えよう」「お風呂の時間は〇〇時だよ」というように、日常生活で時計を見る習慣や時間で行動ができるようにしておきたいですね。
交通ルール・挨拶やマナーなど
通学路の確認や危険個所や登下校時に気を付けたいことなどを確認しておきましょう。
上級生と一緒に登校をする人もいれば、ある程度のところまで一人で通わなければいけない人もいると思いますし、公共機関を使った登下校になる児童もいると思います。
入学前に一度通学路を親子で歩いてみるなどして確認をしておくといいでしょう。
また、「おはようございます」「ありがとう」などの基本的な公共マナーや挨拶などはできるようにしておきたいですね。
学ぶ環境をつくる
小学校では勉強が生活の中心になりますし、毎日宿題や課題が出されます。
自宅で安定して学ぶ環境をつくっておくことで、意欲をもって家庭学習に取り組むことができるようにしていきましょう。
自分の学習机を用意したり、通信教育や学習教材などの学習法を準備してみたり、自発的にやる気を引き出して学ぶことができるように準備。
例えば』入学前に教材などに取り組んで小学校の学びに触れておくといいと思います。どういったことを勉強するのか、勉強はどんなものか、入学前に知っておくことでスムーズな家庭学習環境をつくることができるでしょう。
ランドセルや教科書などを置く場所などもあわせて環境をつくっていくといいと思います。
ひらがなの読み書き
ひらがなの読み書きについても習得しておきたいことのひとつです。
自分の名前を読むことができる・書くことができるレベルぐらいにはしておきたいですね。
入学をすると「にゅうがくおめでとう」と黒板に書かれてあったり、はじめての学校・教室にもたくさんの言葉があふれています。
もちろん授業で時間をかけて丁寧にひらがな・カタカナの学習に取り組むことになりますが、鉛筆を持ったことがなかったり全く読めないよりは、ひらがなの読み書きができていると授業にも無理なく取り組んでいくことができます。
親子で一緒に準備をしよう
小学校入学は子供だけでなく保護者にとっても大きなイベントとなります。
主役は子供ですし、スムーズに入学して小学校生活に移行ができるように親子で一緒に準備をしていきたいですね。
小学校はどのようなところなのか教えたり、入学が待ち遠しくなるような準備に取り組んでみましょう。