皆さんも小さい頃に折り紙で遊んだことがあると思います。色々な色やデザインの折り紙は心躍る遊び道具の一つではないでしょうか。
遊びの一つとしてだけでなく知育効果もあるのでぜひ親子で一緒に折り紙を楽しんでみましょう。
まだまだ思い通りに手指を動かすことができないとしても、できるものを創作したり、切ったり貼ったり、幅広く遊ぶことができるのも大きな魅力だと思います。
コストもそれほどかかることはありませんし、場所を問わずどこでも遊べて片付けも簡単なので子供だけでなく保護者にもメリットがあると思います。
折り紙遊びの効果や伸びる力
角と角を合わせたり真ん中で折ってみたり、紙飛行機をはじめとする色々な形を創作したり、切ったり貼ったりして遊ぶこともできる折り紙。色々な色を比べてみたり組み合わせたりしながら楽しむことだってできます。
何よりも手軽に遊ぶことができるので親子で遊ぶにはもってこい。
折り紙をすることで様々な効果や成長を期待することができるのも大きなメリットだと思います。子供も大人も楽しみながら脳に好影響を与えてくれると思いますので、まずは楽しみながらいろいろな折り紙遊びをしてみましょう!
手指の巧緻性
折り紙遊びをすることで手指の巧緻性が養われていきます。
端と端を合わせて折る、きれいに折り目に合わせて折る、はさみを使って切るなどの動作。折り紙は細かい作業を必要とするので自然に自分の指をどのように使ってどのように折るのかなどを考えながら遊ぶことで巧緻性が向上していきます。
いきなり難しいものを創造することはできませんので、まずは親の真似をしてみて一緒に折ってみたりしながら手指の操作や成長度合いに合わせて遊んでいきましょう。
集中力・忍耐力が生まれる
折り紙を折ったり何かを創造するということは集中力や忍耐力が生まれ伸ばしていくことができる。
最初から上手にできることはないので試行錯誤しながら徐々に折り紙が上手になっていきます。途中でつまづくこともあると思いますし、一度目よりももっと上手に作ってみようと繰り返し何度もトライしてみたりすることもあると思います。
この過程が忍耐力や挑戦意欲を生んでいくこととなりますし、細かい作業や手元に集中していくことで集中力も高まるでしょう。
想像力や思考力が育つ
折り紙は完成形を想像したり、ココを折ったらどうなるのかなどを考えるので想像力がグングン育つでしょう。
どうやって折ればお手本のようになるのか、どんな手順で折ると出来上がるのかを考えて遊ぶことができるため、考える力や思考力も伸びていきます。
一度やったことを覚えて繰り返しトライしてみたり、親がやっていることをまねることで記憶力も育まれます。
空間認知能力・構成力など
平面の折り紙ですが完成形は立体的になるものも数多くあります。
さらに角と角、辺と辺などを合わせて折っていくことで奥行きや距離感といったものをとらえる力、三次元で創造をするので空間認知能力が育つでしょう。
さらにどことどこを組み合わせればいいのか、どういった順番や手順で折るといいのかなどを考えて構成していく作業をとおして構成力や体系的に組み立てていく力なども育ちます。
自信や自立心
折り紙を使って出来上がったものを見ると達成感を味わうことができます。
この達成感は自信や自立心を育てていくうえでとても大切な要素。自信が身に付けば新しい発想も出てきますし、新しいことへの挑戦意欲も伸びていきます。
出来上がったものを目いっぱい褒めてあげて、上手に創作できなくても子供のアイデアや頑張りに目を向けてあげるようにしましょう。
楽しく親子で折り紙遊び
上記のような知育面においての効果や成長が期待できる折り紙。
しかしそこばかりに目を向けるのではなく、何よりも楽しく遊んだり創作をしていくことを忘れないようにしてください。
親子で一緒に折り紙で遊ぶ。その空間はかけがえのないものですしコミュニケーションをとりながら楽しく遊ぶ体験が子供を成長させてくれる源です。
上手にできなくても、なかなか上達しなくても、焦らずに楽しく遊ぶ中から成長の芽を育ててあげてください。