通信教育、英語教材、学習教材、幼児教室、スポーツ教室、習い事・・・、どんなことをやるとしても幼児教育ではそれぞれの家庭に考え方があると思います。

当然ですが子供の将来を願って、良い人生を歩んでほしくて幼児教育をやっている、またはこれからスタートさせようと思っているはずです。

多様な考え方があり家庭環境も違えば目指しているものも違うと思いますが、幼児教育の根幹の部分はそれほど大差ないのではないでしょうか。

幼児教育における基本的な考え方や必要性などを中心に、幼児教育の基本的な在り方を少し考えてみたいと思います。それぞれで解釈して学びに生かしていただければ幸いです。

「幼児期教育」の基本的な3つのこと

幼児教育を進めるうえで大切にしていきたい基本的な事を挙げてみます。

主役は子供
当然の事ですが、幼児教育の主役は子どもです。親の独りよがりや強制的な取り組みでは意味がありません。子供が「やりたい!」と思う気持ちや自発的に取り組めること、興味・関心をもって学べること、何よりも楽しく進めていくことがとても大切です。

子供のためにと思って始めたことでも、いつしかこなすだけの作業になっていたり、子供にとって大きな負担となっている場合もあります。子供が自ら率先して楽しく学ぶことができるようなことを実践してこそ大きな成果となって表れるものだと思います。

また、基本的に親子で一緒に取り組むことが多い幼児教育。親が先生となったり、一緒に考えたり行動したりしながら子供が主役になるようにしていきましょう。

主役は子供

今の力よりもあと伸び力
幼児教育に皆さんは何を求めているのでしょうか?。例えば「ひらがな」「すうじ」「とけい」などの知力・学力面、生活のリズムをつくったり一人でできることを増やしていく生活面、色々な事に興味をもったり情操豊かになるための学び、それぞれ目的があると思いますが、詰込み型の学習よりも体験や経験を大切にしたり、目先の成果・結果だけで判断するのではなく長い目で子供の成長を捉えていきましょう。

幼児期は将来伸びるための土台をつくる時期なのです。

「他の子供より成長が遅い」「何でウチの子供はできないんだろう」とどうしてもできないことに目がいってしまうと思いますが、重度の場合を除きいずれ成長とともにできるようになるものです。あせらずに成長の芽をじっくりと大切に育てていくことができれば、必然的に「あと伸び力」を育成することができるでしょう。

あと伸び力

楽しい学びをしていこう
大人でもそうだと思いますが「楽しい」「面白い」と感じるものには熱中して取り組むことができます。幼児は特に「楽しい」モノは時間を忘れてずっとやっていますし、飽きたり面白くなければ手に取ることすらしません。

幼児教育は子供が「楽しい!」と感じる要素を教材のなかに詰め込んでいるので、それが子供のアンテナに引っかかれば楽しく学ぶことができると思いますが、しっかりと教材内容を精査して受講する教材を決めていくようにしましょう。

また、親の声がけやコミュニケーションもとっても大切。やる気を引き出して自己肯定感が伸びていくような接し方で、幼児今日っクを楽しいものにしていきましょう!

笑顔

各家庭で幼児教育に対する考えは違います。
どれが正しいということではなく、芯や柱をがしっかりとしていれば、それは子供に届くと思います。

まずは幼児教育の基本的な部分を踏まえて、それぞれの家庭における子育ての方向性を考えて幼児教育を進めていきましょう。