幼児教育は何のためにするのでしょうか?。
それはもちろん子供の将来を願ってのことだと思います。

子供の将来を豊かにしたいというその気持ちを大切に幼児教材を選んでほしいのですが、ついつい目先の成果や結果にとらわれてしまうこともあると思います。他の子供ができていることができないと不安になったり、思ったほど子供が伸びなかったり、親なら当然子供のことが心配になってしまうと思います。

基本的には長いスパンで幼児教育も捉えて実践していくのが好ましいでしょう。そのための幼児教育で大切にしていきたい3つのポイントを考えてみたいと思います。

1.子供も親も楽しむ

まずは幼児教育の基本、”楽しむ”こと。

誰だって面白くないものをやらされていれば苦痛に感じてきます。ましてや幼児期ならなおさらです。楽しくなければ当然ですが幼児教育は長続きしません。子供が楽しいという感覚のなかで取り組むことが幼児教育においては大前提なのです。

幼児期の子供は楽しいと思うことは自分らやろうとします。特には時間を忘れて熱中してしまうことだってあります。幼児教育は楽しく進めていけば子供も自発的に行動ができるようになってくるのです。

楽しく取り組むことができれば遊びのなかから様々なものを吸収して自然に力は伸びていきます。

そして同時に親も楽しむことが必要。
親が楽しんでいれば環境も良くなり子供もうれしくなるものです。

子供の成長を楽しみながら一緒に取り組むことで、子供自身も楽しく色々な事を体験・経験していくことができるようになるでしょう。

2.目先の成果・結果に捉われず長い目で考える

幼児教育

教育と考えると、どうしても目先の成果・結果に目がいきがちです。しかし幼児教育においては将来的に伸びていく力の基礎を培っていくことのほうがはるかに大切な要素となります。

目先ばかり気にしていると、できないことに対する苛立ちや不安のほうばかりが大きくなってしまい、結果的に子供のやる気・意欲・好奇心などを減退させていくことになりかねません。

もちろん「問題が解けた!」「できないことができるようになった!」という成長の証は褒めながら、それだけに捉われることなく将来を見据えた取り組みをしていくことが求められます。

好奇心・興味・意欲・自己肯定感など、将来にわたって人生を豊かにしてくれる力を基礎をつくっていくことを主眼に考えれば、問題が解けないからといって怒ることなくその頑張りや過程を褒めてあげることができるようになるでしょう。コミュニケーション豊かに子供と接しながら長いスパンで子供の成長を考えていくスタンスが幼児教育では必要だと思います。

今できていなくても成長するにつれてできるようになることはたくさんあります。

3.「できる」も「できない」もバランスよく

子供の成長は個人差があり環境も違うので「できること」「できないこと」はそれぞれです。

「できること」はそのまま伸ばしていけばいいのですが、「できないこと」もバランスよく取り組ませていくことが大切になると思います。

多領域をバランスよく体験・経験することで、柔軟な思考や成長の種を植えることができます。

「できること」であれば子供は楽しくて自発的にやろうとしますが、「できないこと」はイヤになってしまうこともあるでしょう。そういった場合でもうまく親が誘導したり、楽しい遊びの中に組み込んでみたり、一緒に親子でチャレンジしてみたり、決して難しい課題はないと思うので体験・経験させてあげることが大切です。

得意・不得意は誰にでもあるもの。
それを親が決めつけてしまわないように、バランスのよい取り組みで子供の可能性を伸ばしていきましょう!

幼児教育

以上、幼児教育で大切な3つの事でした。

もちろん上記以外にも大切にしていきたいことはたくさんあると思います。それぞれの家庭において重視したいことをしっかりと考えて幼児教育を進めていくことで、子供の未来を豊かにしてあげることが幼児教育のひとつの使命だと思います。