家庭での幼児教育の基本は親子で一緒に取り組むこと。
子供人地では負担になってしまいますし、なかなか自発的に進めていくのは難しいので、親が一緒に積極的に教育に関わることで子供の能力をバランスよく伸ばしていくことを心掛けていこう!
どういった進め方で教育を進めていけば良いのか、年代や環境により違いがありますがその家庭のやり方・進め方で実践していくことができるようにしていきましょう。
「認知能力」と「非認知能力」
幼児教育といえば知力・学力を伸ばすことが頭をかすめるかもしれませんが、本当の意味での幼児教育は知力・学力などの「認知能力」だけではなく、計画性・忍耐力・協調性・自制心・創意工夫・やり抜く力・感謝などの「非認知能力」、手指の巧緻性や身体的な健やかな成長なども含めたバランスの良いものでなければなりません。
特に今後重視されていくのが「非認知能力」。
幼児教育において最も注目していかなければいけない領域です。
「非認知能力」とは上記でも書いたとおり、いわゆるIQなどでは測れない能力。人間力・社会性などにも大きく影響しますしコミュニケーション能力などの生活をしていくうえで必要不可欠な能力なのです。
IQや認知能力だけが高い場合、有名企業や専門職などの職に就くことができたとしても、問題に対して乗り越える力や周囲とのコミュニケーション力が無ければ充実した生活を送ることが難しいのは分かると思います。
そして実際の社会では「認知能力」よりも「非認知能力」のほうが必要になることが良くあります。
どちらもバランスよく成長していくことで将来にわたって学んでいくことの基盤をつくり、自発的な取り組みやチャレンジする力、自ら考えて答えを導く力を養っていくことができるのです。
親子で一緒に学んでいこう
バランスよく各能力を伸ばすには、親の関わり方もとっても重要になります。
例えば教材を子供に与えただけでは子供はなかなか取り組もうとしませんし、好きなものだけしかやりません。
バランスよく各領域の力を伸ばすことができるように親が促してあげたり、一緒に楽しみながら学びを進めていくことで子供は様々な能力を手に入れることができるはずです。
決して無理をさせず、詰込み型の教育にならず、子供の意思や意欲を尊重して、親の感情を優先させることなく取り組まなければいけないと思います。こうやって書くと窮屈のように思うかもしれませんが、要は子供主導で親子で一緒に楽しんで生活をしていくようにすればよいと思います。
そして子供は一気に成長はしません。
特に幼児期はいつ咲くかわからない芽を育てていく時期です。
長期的な視野で考えて目先の成果に一喜一憂することなくゆとりをもって取り組んでいくようにしましょう。