年長さんはいよいよ次年度は小学校入学を控えています。
園生活においては最年長として下の子たちのお手本になったり、協調性やリーダーシップなどを取る場面も多くなってきました。
自信を持って小学校の入学を迎えることができるように、徐々にそれぞれのペースで入学準備をはじめていきたいですね。
夏期間から入学準備を進めていくことができると、無理なく自然な流れで小学校入学までに身につけていきたい力を培っていくことができると思いますので、夏からぜひ入学準備をはじめてみましょう。
小学校入学準備!!
さて、小学校入学準備といっても何からはじめていけばいいのか分からないものです。
まずはそれぞれ小学校入学までに身につけておきたい力を考えてみてみましょう。子供と一緒に話し合ってみるのもいいですし、通信教育では段階的な入学準備ができるカリキュラムが組まれているので活用していくのもおすすめです。
入学までに身につけたい力
まずは小学校入学までに身につけておきたい力を考えてみたいと思います。
・あいさつ
おはよう、ありがとう、お願いします、ごめんなさいなどをキチンと言える。
・返事
名前を呼ばれた時に元気よくお返事ができる。
・話をしっかりと聞く
人の話をキチンと聞くことができる。
・時計の読み
何時何分が読める。
・時間を意識した行動
時間を意識して行動を率先してできるようになる。
・トイレ・着替えなど
トイレ・着替えなどの基本的な生活習慣を身につける。
・次の日の準備
前日に次の日の準備をすることができる。
・交通ルールや通学路
基本的な交通ルールや危険個所の確認など。
・早寝早起き
早寝早起きを基本として生活のリズム。
・名前の読み書き
自分の名前をひらがなで読んだり書けたりできる。
・数を数えることができる
1~10程度までの数を数えたり簡単な合成・分解ができる。
・好き嫌いをなるべく減らす
食べ物の好き嫌いをなるべく減らしていく。
例えば上記のようなことが挙げられると思います。
無理のないステップで取り組んでいくことが大切ですので、小学校をはじめ様々なことに興味や関心を持ちながら好奇心をぐんぐん伸ばして取り組んでいきたいですね。
生活習慣も知育面も総合的に伸ばしていこう
「入学準備」では、早寝早起きや歯みがき着替えなどの生活面をしっかりと培っていくことがとても大切です。
小学校では授業があり、決められた時間に決められた行動をすることも求められます。通学や学校生活などで疲れてしまい、寝不足だったりなかなか疲れが取れない環境だと集中力も高まりません。
もちろん健やかな成長においても早寝早起きなどの生活サイクルは非常に大切な事です。
さらに「ひらがな」「すうじ」などの知育面も身につけておくことで、小学校の勉強にスムーズに入っていくことができるようになります。個人差があることですので、たとえ書くことができなくても読めるようにはしておきたいですね。
知育面を伸ばしていくことで小学校への意欲や自身も伸びていきますので、ぜひそれぞれのペースで取り組んでみましょう。
準備するもののチェック
小学校入学にあたり、ランドセルをはじめ様々なものを準備していく必要があります。
直前になって準備をすると忘れてしまったりヌケ・モレが起きてしまうことがあるので、なるべく早め早めに準備をしていくようにしましょう。
確実には入学説明会などが終わってからになりますので、あれもこれもと購入を急いでしまうとつかわなかったり必要のないものだったということもありますので注意が必要。
まずはリストアップをしてみて、いま必要でないものは購入費用だけしっかりと管理をしておくようにしましょう。
ランドセルに関しては早めの準備をしていくようにしたいですね。
通信教育を活用してみよう
通信教育は夏あたりから小学校入学準備を進めていく教材が多くなります。
生活面・知育面を総合的な入学準備をすることができる。段階的なステップで無理なく取り組んでいくことができ、小学校の生活を疑似体験したりイメージが膨らむ内容になっているので、入学が楽しみになるでしょう。
自分でできることは自分でやる!という習慣を身につけ、できることを増やすことで自信が身につき、小学校入学に向けて成長をしっかりと促していきましょう。